石油製品のライフサイクルにおいて、最も大きい環境負荷は「製品使用時」に発生します。
1960年代、都市部におけるSOx(硫黄酸化物)による大気汚染などを防止するため、石油業界では重油脱硫装置などに積極的に投資し環境負荷の低減に努めました。
また、1970年代以降のモータリゼーションの急激な進展によって発生した大気汚染問題に対して、石油業界は、社会的要請に応える形で、ガソリン、軽油の環境負荷低減に積極的に取り組んできました。
そして、今後も大気環境の保全のため、石油製品の品質向上に取り組んでいきます。
低ベンゼン化
2000年1月から人体に害を与える危惧のあるベンゼンのガソリン中の濃度量を、5%から1%以下まで引き下げました。
蒸気圧の低減
光化学スモッグの原因となる蒸発ガスの削減のため、2001年から夏場のガソリン蒸気圧をそれまでの78kPa以下から72kPa以下に低減しました。2005年からは蒸気圧65kPaのガソリンを自主的に生産し、供給しています。
硫黄分の低減 (サルファーフリー化)
ガソリンおよび軽油の低硫黄化は大気汚染物質を削減すると同時に、自動車の排ガス浄化システムの性能を最大限引き出す役目を果たします。
コスモ石油では、2005年からサルファーフリー(硫黄分10ppm以下)のガソリンを供給しています。

わが国の軽油中に含まれる硫黄分の推移


