コスモ石油株式会社(資本金:1,072億円、本社:東京都港区1-1-1、代表取締役社長:木村彌一)は、木材等のバイオマス資源から軽油・灯油に相当する石油製品を製造するBTL(※Biomass to Liquid)技術に関して、トヨタ自動車株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で研究を進めてまいりましたが、この度、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する研究開発事業「バイオマスエネルギー先導技術研究開発」に当社の研究内容が採択されましたので以下の通りお知らせいたします。
記
【研究開発概要】
- (1)テーマ
- 『低圧固定床用FT触媒技術を利用したBTLプロセスの研究開発』
- (2)事業費
- 年間約20,000,000円
- (3)研究期間
- 2年
- (4)研究内容
- バイオマスをガス化し、FT合成反応(※) により軽油・灯油に相当する石油製品を合成する技術に関する研究開発。
- (5)共同研究者
- コスモ石油株式会社、トヨタ自動車株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所
当社では以前よりFT合成反応に用いる触媒の研究開発を行ってきました。今回採択されたNEDO事業ではその成果を活かしてBTLプロセスの実用化に必要なFT合成触媒の開発をめざすとともに、実際にバイオマスを用いてガス化から液体炭化水素合成までを行い、得られたFT合成油およびBTLプロセス全体を総合的に評価し、実用化を視野に入れた基盤研究を進めてまいります。
FT合成触媒
- BTLとは:
- BTL(Biomass to Liquid)とは、木材等のバイオマス資源から軽油・灯油に相当する石油製品である液体炭化水素を合成する技術のことで、バイオマスをガス化し、得られたガスからFT合成反応により液体炭化水素を合成します。
- FT合成反応とは:
- フィッシャー・トロプシュ法(Fischer-Tropsch process、FT法)は、一酸化炭素と水素から触媒を用いて液体炭化水素を合成する反応です。この方法の主な目的は、軽油・灯油に相当する液体炭化水素を作り出すことで、「フィッシャー・トロプシュ反応」や「フィッシャー・トロプシュ合成」とも呼ばれます。
以上
