コスモ石油株式会社(本社:東京都港区、社長:木村彌一、資本金:1,072億円)は、石油化学事業参入に向け、ヒュンダイオイルバンク株式会社(以下「HDO」という。本社:大韓民国忠淸南道瑞山市大山邑大竹里640-6、代表取締役社長:徐 泳泰)と、先に締結した「石油事業包括協力覚書」に基づき検討して参りましたが、本日、パラキシレン事業に関する合弁会社の設立に向けて基本合意しましたので、その内容につきまして下記の通りお知らせ致します。
記
1.パラキシレン事業協業化のための合弁会社設立に向けた基本合意書の締結
- (1)合意書締結日
- :2009年6月9日
- (2)締結者
- :当社 代表取締役社長 木村 彌一
HDO 代表取締役社長 徐 泳泰(ソ・ヨンテ) - (3)合弁会社について
-
1)設立時期 2009年9月予定(今後、検討の上決定) 2)所在地 韓国内(詳細は未定) 3)資本金 未定(今後、検討の上決定) 4)出資比率 当社 50%、HDO 50% 5)事業内容 パラキシレンおよびその他関連製品の製造・販売 6)設備規模 a)HDOより譲渡予定のナフサを原料とする既存パラキシレン製造設備
(HDO大山(デサン)製油所既設・2009年譲渡予定)- ナフサスプリッター
- -55,000バレル/日
- ナフサ脱硫装置
- -24,000バレル/日
- 接触改質装置
- -21,500バレル/日
- BTX装置
- -パラキシレン生産量380,000トン/年
b)ミックスキシレンを原料とする新規パラキシレン製造設備
(HDO大山製油所に2013年新設予定)- BTX装置
- -パラキシレン生産量800,000トン/年
2.目的
当社は第3次連結中期経営計画の下、石油化学事業を成長戦略と位置付け、事業ポートフォリオの拡充をめざして参りました。
当社の業務提携先で筆頭株主でもあるIPIC(International Petroleum Investment Company、アブダビ政府系投資機関)の関連会社であるHDOとは、2008年4月に「石油事業包括協力覚書」を締結して以降、パラキシレン事業への参入を視野に入れ、協業の可能性について検討して参りました。
その結果、当社グループが所有するミックスキシレンを有効活用した、HDO大山製油所内でのパラキシレン事業拡充に両社のシナジーが見込めることから、パラキシレン事業の協業化を目的とした合弁会社設立に向けて、両社でさらなる検討を進めていくことを基本合意するに至りました。
併せて当社では、HDOとのパラキシレン事業協業化のさらなるシナジーを創出するために、四日市製油所内にミックスキシレン蒸留装置を新設することを本日決定致しました。
このミックスキシレン蒸留装置は当社にとって、今後の国内ガソリン需要減少への対応にも資するものであります。
<新設ミックスキシレン蒸留装置概要>- 1.建設予定地
- 四日市製油所
- 2.ミックスキシレン生産能力
- 300,000トン/年
- 3.完成予定
- 2011年11月
当社は本件にて、当社及び当社グループのミックスキシレンを、合弁会社にて新設予定のパラキシレン製造設備に安定的に供給することにより、原油からパラキシレンまでの精製・石化一貫操業体制による収益の拡大・安定化が図れるとともに、当社ガソリン留分の需給改善が図れるものと考えております。
