集光太陽熱発電の実証実験
集光太陽熱発電のイメージ図
UAEのアブダビ政府系機関であるMASDAR(アブダビ・フューチャー・エナジー・カンパニー)および東京工業大学と集光太陽熱発電技術開発のための共同研究を行っています。東京工業大学が持つビーム・ダウン方式のアブダビでの実証実験を通じて、将来の大型商業プラント建設の設計に欠かせない多くのデータを収集し発電コストのさらなる低減をめざします。
バイオガソリン(バイオETBE配合)の流通実証事業
石油業界は、温室効果ガスの削減に向けて2007年度に開始した「バイオガソリン(バイオETBE配合)*2」の試験販売(流通実証事業)を、2008年度も仙台や大阪を含めた全国100ヵ所(うちコスモ石油SSは9ヵ所)に拡大して実施しました。試験販売終了後も導入を進め、2010年度中には本格的に導入する予定です。
*2 バイオガソリン(バイオETBE配合):トウモロコシやサトウキビなどの植物を原料とするバイオエタノールと石油系ガスのイソブテンを合成した「バイオETBE」を配合し、従来と全く同じ使い方ができるガソリン。
水素・燃料電池
JHFCプロジェクト*3のもとで2002年度に運営開始した横浜・大黒水素ステーションでは、2008年度に水素充填量を増やすための70MPa(700気圧)充填試験を開始し、引き続き将来の水素供給インフラの検討を行っていきます。また、2005年度より実施した定置用燃料電池実証試験の成果を踏まえ、2009年度からはLPG仕様燃料電池の市場導入を開始し、一般家庭でのCO2排出量削減に貢献していきます。
*3 JHFC(Japan Hydrogen & Fuel Cell Demonstration)プロジェクト:経済産業省による、燃料電池自動車実証走行と水素供給設備実証研究のプロジェクト。
GTL技術
GTL実証プラント
コスモ石油は、民間5社と「日本GTL技術研究組合」を設立し、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同で、GTL技術*4の実証研究を行っています。2009年4月16日に新潟実証センターにおいて実証プラントが竣工し、実証運転を開始しました。GTLは石油代替の燃料ソースの確保やクリーン燃料の製造に有効な手段であり、本実証研究を通じて、商業規模で適用可能な日本独自の技術を確立し、将来にわたるエネルギーの安定供給と地球環境との調和の実現に向け取り組んでいきます。
*4 GTL(Gas To Liquids)技術:天然ガスを合成ガス(COとH2 の混合ガス)に化学的に変換した後、合成ガスからFT(Fischer-Tropsch)合成反応により液体燃料に転換する技術。
グリーン購入
グリーン購入品目は、一般的に対象とされる事務用品だけでなく、触媒や容器、建築資材にいたるまで幅広く自主基準を設定し、順次、品目の拡大や基準のレベルアップを図っています。2008年度は「チーム・マイナス6%」活動に絡めて、消耗品のグリーン購入比率100%達成を目標としています。
サプライヤーのグリーン化
コスモ石油グループの環境経営方針にご賛同いただき、また、環境コンシャスな経営を採用いただけるように、グリーンサプライヤーの自主基準を策定し、環境対応に積極的なサプライヤーとの取引を優先しています。さらに未対応サプライヤーに対しては、グリーンサプライヤー化に向けたボトムアップを重点的に行っています。


